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【プレスリリース】横須賀石炭火力発電所新設計画の行政訴訟 10月2日第一回期日と報告会・勉強会のご案内

2019年9月30日

<プレスリリース>

横須賀石炭火力発電所新設計画の行政訴訟
10月2日第一回期日と報告会・勉強会のご案内

 

2019年9 月27日
横須賀石炭火力発電所訴訟原告団・弁護団

先日、国連事務総長の主催でニューヨークでの国連気候行動サミットが開催され、日本からは小泉新環境大臣が出席されました。国連事務総長は、各国政府の首脳に対して、パリ協定の長期目標に沿うよう、自国の目標を引き上げや石炭火力発電所の脱却を強く求め、多くの国がこれに応じる形で気候変動対策の強化を明言しました。しかし、このサミットの機会を通じて、小泉環境大臣は具体的な方針を示さず、温室効果ガスの削減目標の見直しや石炭の削減の具体的な内容を表明することもできませんでした。そのため、石炭火力を推進する立場の日本は厳しい批判の目にさらされています。

 

一方、小泉環境大臣のご地元である横須賀では、現在大規模石炭火力発電所の計画が浮上し、先月8月から工事が始まりました。横須賀では、住民たちが2017年に「横須賀火力発電所建設問題を考える会」が発足し、事業者、行政などに対して計画の中止を求めて活動してきましたが、計画は強行に進められてきました。そして、今年5月、横須賀火力発電所建設計画における環境アセスメントの手続きで確定通知を出した国(経済産業省)に対して、その取消を求めて訴訟を提起しました。

国内外で石炭火力に対しての注目が集まる中、10月2日に、この裁判の第一回期日が開催されることとなりました。下記のとおり、同日午後からは衆議院第一議員会館多目的ホールにて、報告会及び勉強会を開催しますので、ぜひこの機会に、裁判傍聴と報告会へのご参加をいただければ幸いです。

 

>>>横須賀石炭火力発電所訴訟第一回期日<<<

◆日時:10月2日(水)11:00
◆場所:東京地方裁判所103号法廷

 

>>>横須賀石炭火力発電所訴訟第一回報告会・勉強会<<<

◆日時:10月2日(水)13:00(12:30開場)
◆場所:衆議院第一議員会館 多目的ホール
◆プログラム
  1.横須賀石炭火力発電所行政訴訟とは  小島延夫 弁護士/弁護団長
  2.原告団長からのアピール       鈴木陸郎 原告団長
  3.国内外の気候変動訴訟        浅岡美恵 弁護士
  4.脱石炭へ進むドイツの最新情報    千葉恒久 弁護士

 

横須賀石炭火力発電所訴訟原告団事務局

弁護団長 小島延夫 原告団長 鈴木陸郎
〒102-0082 東京都千代田区一番町9-7 一番町村上ビル6F 気候ネットワーク内
TEL 03-3263-9210、FAX 03-3263-9463
URL:https://yokosukaclimatecase.jp